ASDstory

自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

自閉症スペクトラム長男によく見られる依存性障害



 

「うちの子は普通じゃないのでは。」

 

「他の子と比べて落ち着きが無い」

 

「自閉症スペクトラムの症状に当てはまる…」

 

「もしかしてうちの子は発達障害?」

 

などなど、子育てをしていくと他人と比べたり、

比較して勝手に落ち込むことはよくあります。

 

うちの子ももちろんありました。

 

当記事では、

発達障害で自閉症スペクトラムと診断されたゆいとの"依存"についてお話しします。

 

正直な話、

 

親の直感は正しい

 

と思います。

 

 

自閉症スペクトラムの依存とこだわり

 

発達障害の中でも自閉症スペクトラムの子は、何かに依存したりすることがあります。

 

それは物でも、人でも、食べ物でも、場所でも同じです。

どんなものにも強い執着心を見せます。

 

その物が手に触れていないといけなかったり。

 

一度行った場所も物凄く気に入り、次の日も行きたいとなったり、

 

自分の好きな人に会いたくて仕方なくなったりします。

 

 

これに関しましては、すべての発達障害の子、

自閉症スペクトラムの子に当てはまるかはわからないのですが、

 

この記事では9年間育ててきた長男ゆいとの症状を紹介したいと思います。

 

長男ゆいとの依存とこだわり

 

ゆいとは支援学級に通っている小学4年生です。

 

正直今のゆいとは、5年前に比べると100倍育てやすい子になっています。

 

保育園の年中の時にゆいとは”発達障害””自閉症スペクトラム”と診断されましたが、

当時はものすごく悲惨で、ママも毎日泣きそうな思いで子育てをしていました。

 

ゆいとの特徴については以前の記事でも紹介していますので、ぜひ閲覧ください。

asdstory.hatenablog.com

 

参考になるかわかりませんが、ゆいとの特徴をそれぞれまとめました。

 

物への執着

今となってはないですが、

保育園の頃に持っていないとどこにもいけなかった物があります。

 

それが、

 

  • ウサギのぬいぐるみ
  • ウッディ(トイストーリー)の人形

 

もちろん保育園にも持って行かないと癇癪が起こります。

 

最初は僕たちも先生も「他の子がいるからダメ」と言っていました。

 

でも毎日保育園に行くたびに起こる癇癪に、

次第に先生も「特別に」と渋々許可を貰いました。

 

先生から見ても、異常な執着とこだわりから発達障害なのではないか、

自閉症スペクトラムではないかと疑ってたんだと思います。

(あの頃の先生ありがとうございます。)

 

ちなみにウサギのぬいぐるみは、東山動物園で購入したピンクのウサギです。

 

ウッディの人形は探してもなかったです・・・

 

 

この二つを特に離さなかった時期がありました。

2年ほど続いたと思います。

 

人への執着

 

ゆいとは好きな人がいるとその人に会いたくて会いたくて癇癪を起こします。

 

それは

 

ばぁば と おーばあちゃん 

です。

 

正直ばぁばは今でも依存しています。

 

以前は私たちはゆいとが5歳の誕生日が近くなったころに新居に引っ越しました。

 

引っ越したと言っても、実家と新居は道路をまたいだ先にあります。

 

 

一緒にいたころから、ばぁばは毎日一緒にいて甘えれる存在。

発達障害という特性は関係なしにそばにいたいと思える存在なのでしょう。

 

毎日「ばぁばに会いたい会いたい」

暴れまわる毎日でした。

 

次第には妹のふうかにも暴力を振るうようになってきている始末でした。

 

いつもの日常を過ごしているある日、

 

ゆいとは、勝手に実家に向かいました。

 

前の道路は信号もなく、結構な量の車が通ります。

 

まして発達障害と診断されているゆいとは、

目先のことしか考えられない子。

とんぽが飛んでいたら道路に出て行っちゃうような子です。

 

そんな子が無事に渡れるとは思いません。

 

そんな危険を冒してまで依存していたんだと思います。

(自分は気づいていないと思いますが・・・)

 

もちろん家族だけではなく、好きになった友達にも依存します。

下の記事で少し触れているので、ご覧ください。

 

 

www.asdstory-of-my-life.com

 

 

食べ物への執着

 

これは正直、今でも感じる時があります。

 

好きな食べ物は「お寿司」「焼肉」

 

嫌いな食べ物は「玉ねぎ」ほか多数

 

 

ここまでは普通の子供と同じですよね。

ゆいとの依存はそこではなく、

 

「お寿司」と「焼肉」しか食べたくない。です。

 

極端かとは思いますが、事実です。

 

 

とある日のカレーでは、玉ねぎが入っているから癇癪を起こし大暴れ。

 

とある日のうどんは、食えないいらない。

 

かと思えば、夜に黙ってお菓子を食べる生活を繰り返していました。

 

今のゆいとはそこまでにはいかないにしろ、好き嫌いが分かれており、

嫌いなものは避けるのではなく「いらない」と判断をする子です。

 

発達障害の症状?ゆいとだけじゃない?と思うことも多々あります。

 

場所への執着

 

いままでゆいとを見てきて、一番驚いたのがこの「場所への執着」です。

 

もちろん旅行で行ったディズニーランドが楽しかったからとかは、

みなさんでもありますよね。もちろんそういうものではありません。

 

 

www.asdstory-of-my-life.com

 

 

むしろそのような思いはゆいとからはあまり感じませんでした。

 

では何か、

 

車での行き帰りのルート

 

です。

 

保育園から帰るときなど、どこかに寄り道して帰ることがたまにはあるかと思います。

 

当たり前のようにいつも通ってるルートが変わるかと思います。

それがゆいとにとっては受け入れきれない変化なんだと最近になって気づきました。

 

いつも右に曲がる信号を左に曲がるだけで、大暴れし、癇癪を起こし、

車を蹴ることがほとんどでした。

 

自閉症スペクトラムの症状と照らし合わせると、

「ゆいとの特徴」だと思えるのですが、実際目の当たりにすると、

親としても黙っているわけにはいかなかったです。

 

まとめと、当時の僕たちへ

 

 

今まで記載してきた内容は少し悪いようにとらえられるような書き方だったかもしれませんが、

私たちが考えていることは常に、「自閉症スペクトラムは才能」です。

 

もちろんいいこともたくさんあります。今後はゆいとの特技を記載していくので見ていってほしいです。

 

 

www.asdstory-of-my-life.com

 

 

一番初めに産れてきた子が発達障害であり、自閉症スペクトラムと診断された私たち。

 

子育ての右も左もわからないのに、

発達障害を持っている子なんて育てれる自信なんて1mmもありませんでした。

 

ただいろんな困難を乗り越えてここまで来ているのも真実。

 

私たちが諦めたらゆいとはどうやっていきたらいいのか、

そんなことを今になってみると思うので、あの頃が笑い話にもなります。

 

当時の僕たちに会えるのならば、

 

一番つらい思いしているのはゆいとだと、

何もないのに癇癪を起したりはしないと、

 

小さな体で僕たちに必死に訴えかけているゆいとにしっかり耳を傾けてあげて欲しい。

 

それがゆいとが大きく成長する手助けになる。

 

 

現在は支援学級でのびのびやっていますが、あの時こうしていれば。

など、後悔は絶えないもの。

 

後悔しないように今の子供としっかり向き合ってあげてください。

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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