ASDstory

自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

9年かけて見つけたASD長男の没頭できる才能

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我が家の長男は自閉症スペクトラムと診断された9歳

 

知的障害と言われていることもあり、勉強に関しては、7歳の妹に完全に追い越されています。

 

ただ、そんなこと気に留めず、イキイキと生きている長男が一番素敵なところでもあります。

 

 

自閉症スペクトラムや発達障害の子は、他の子よりもゆっくり成長するという特性もありますが、

逆に一つのことに大きな才能を見出すとも言われています。

 

実際に長男の集中力はものすごく、自分のやりたいことがあると、時間も周りの声も忘れて永遠に集中しています。

 

その没入感、集中力が自閉症スペクトラムや、発達障害の子の特性であり、この特性が大きな才能を見出します。

 

 

そして9年かけてわかった、長男の一番集中するものは、

 

「絵」

 

でした。

 

 

絵に集中力を向けるまでの長男

 

長男は自閉症スペクトラムと診断されてから、色々なものに集中してきました。

 

  • レゴブロック
  • 恐竜
  • ゲーム

  etc

 

色々ありましたし、それなりに集中を向けていました。

 

話しかければ声も通らず、

遮ろうとすれば癇癪を起こす毎日でした。

 

なので冒頭に記載した、「9年かけて見つけた」という部分は、

正解でもあり、間違いでもあります。

 

正確にいうのであれば

 

「9年かけて見つけた本当に没頭できると親が感じた」

 

 

が正解だと思います。

 

今までの長男の集中力

 

過去に没入していた物は、

 

それなりに没入していたものの、今ほどすごい物ではありませんでした。

 

レゴブロックは、ものすごい集中力を発揮し、大人の私たちが想像もできないような物を作り上げていましたが、

 

作ることに固執しているというよりも、ブロックを使って違う遊びを考えることが上手でした。

 

なので、ブロックを作りたいという感情ではなく、ブロックを使って、いろいろな遊びを生み出す。

 

ということに気がつきました。

 

そのため、ブロックに対して執着をしていると考えることは難しいです。

 

 

恐竜にもどハマりしている時期がありました。

 

どこに行っても今日のおもちゃがあれば買いたい!と癇癪。

 

興味のないアニメでも、恐竜が出てこればハマってしまうほど。

 

そんな長男に、ある日恐竜の図鑑を買ってあげようと思いました。

 

発達障害であり、知的障害の診断も受けているため、勉強にも遅れが発生しています。

 

そのため図鑑であれば振り仮名も書いてあるので、漢字も読めるようになるのでは?と思い、かってあげました。

 

結果は上手くいかず。

 

図鑑はイラストだけ見て学ぶことがありませんでした。

 

 

絵に対する集中力

 

今までにない没入感という話をしてきましたが、

そこまで言うには理由があります。

 

伊達に9年間育てていません。

もちろん母親も同感で思っていることです。

 

室内カメラを見てもずっと絵を描いている

 

我が家には室内見守りカメラがあります。

 

最近の長男長女は買い物についてくることがなくなってきたので、お留守番させています。

 

そんな時にカメラを見るのですが、

出かけてから帰るまで、ずっと絵を描いています。

 

カメラで話しかけても見向きもせず。

 

ものすごい集中力で絵を描いている長男が見れます。

 

今までであれば、話しかけるとカメラの方に来ることの方が多かったのですが、

相当絵を描くことが好きなんだなと思いました。

 

自由帳の無くなるスピードが段違い

 

普通の子が自由帳を全て書き終わるまで、どれくらいのスピードなのかはわかりませんが、

 

最短3日で全て描き終えてしまいます。

 

もちろん最初は、

 

「隙間多くないか?適当に書いてあるだけではないか?」

 

と思っていました。

 

なので長男にも、スペースがもったいない話を伝えると、

今度はまったり描くように。

 

もちろん同じ絵ばかりではなく、しっかり描き埋めてきます。

 

これには私たちも感動。

 

少し費用が嵩みますが、自由帳の購入には積極的に買わせるようにしてます。

 

それに伴い色鉛筆の消費も激しい。

 

ただ、長男にとってはそれが嬉しいらしく、買ってあげるとものすごく喜びます。

 

少し前に電動鉛筆削りを買ってあげたのですが、

こちらは買って正解だと感じました。

 

長男の集中力が削がれることなく、絵を描くことに集中できているので、こうゆうものにはお金をかけたいと素直に思えます。

 

 

日に日に絵が上手くなっていく

 

小さい頃から絵を描くことは好きでした。

 

ただ、ぐしゃぐしゃにしているだけに感じていました。

 

もちろん子供の心なので全く否定することではないのですが、

絵が好きという感じはしませんでした。

 

最近ふと絵を見ていると、

人の輪郭や、風景の特徴を捉えることがものすごく上手になっています。

 

正直、自閉症スペクトラムの子が描くようなレベルじゃないと感じています。

 

上手になったことを自分でも実感しているようで、日に日に絵を描くことが楽しくなっているように見えます。

 

長男の将来に繋がるようなものにしてあげたい。

 

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今はアナログで絵を描くことに集中しています。

 

もちろんアナログで描く良さもあると思うのですが、今の時代はwebの時代でもあることと、

自由帳のように埋まってしまったら書けなくなるものでもないので、パソコンで書いてみるように進めていました。

 

最初は楽しそうにしていましたが、

途中マウスじゃやりづらいとなり断念。

 

やっぱり絵を描く機械がいるのかなぁと感じました。

 

今の長男の集中力を維持することを目標に、

今後将来に活かせるようにしてあげたいと心の底から思っている両親です。

 

成長していく姿を後押しできるようにしていきたいと感じました。

 

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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