ASDstory

自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

自閉症スペクトラムは記憶力が良すぎる障害?

f:id:ASDstory:20230426223921j:image

 

我が家の長男ゆいとは、発達障害と診断され、

自閉症スペクトラムという特性を持って生まれてきた
支援学級の4年生

 

最近いろいろな遊びが出来て、
父親である私も友達のように接することが出来る年齢になりました。

 

サッカーも上手になったし、
かくれんぼに関しては私がリタイアするくらいの場所に隠れていたりして、
本当の友達のようないい関係が作れていると思っています。

 

以前の記事でも記載していたように、
我が家の母親は、発達障害のこと、自閉症スペクトラムのこと、
おまけにADHDのことにも勉強熱心で、本をよく読んでいます。


そんな中、ふと気になった内容が、自閉症スペクトラムは「記憶力がいい」という内容です。

 

 

自閉症スペクトラムという特性のおさらい

 

以前の記事で「自閉症スペクトラムの依存」について記述しました。
まだ見ていない方は、先に見てもらった方がわかりやすいです。

 

自閉症スペクトラムという特性は、良くも悪くも普通の子とは違う個性です。

 

以前の記事では、何かへの執着、依存をすることが多いと触れていますが、
これは逆にとらえれば、ものすごい集中力とパフォーマンスを発揮すると言われています。

 

普通の大人なら、大好きな趣味でも数時間経てば、中断したり、次の日にしようとなりますが、

自閉症スペクトラムという特性を持つ人は、永遠といえるほど集中力を見せます。

 

YouTubeやゲーム

我が家の長男のお話をすると、
ゲームやYouTubeは朝から晩までやり続け、親の声が届かなくなるほどの集中力を見せます。

 

親として止めてはいるのですが、隠れてゲームしていたり、
YouTubeは、他の人がテレビを見たいと言っても無視してしまう集中力
聞こえていないだけなのでゆいとに、

「変わってあげて」ともう一度言うと、
「わかった」と言って変わらない。

 

親の声が全く届かない現状があります。

 

公園で鬼ごっこをしたとき

 

近くの公園で鬼ごっこをした時には、
息切れしている自分を忘れてしまっているくらい集中力を発揮しており、「もう一回、もう一回」と言い寄ってきます。

 

鬼ごっこだけでなく、次はかくれんぼ、次は探検。

 

叶えてあげたいけど27歳と9歳じゃ体力が違うよ・・・
そんな弱音を親が吐いてしまうくらいの集中力です。


記憶力を発揮したのは「トランプ」

f:id:ASDstory:20230426223948j:image

自閉症スペクトラムの集中力について記述しましたが、

今回の内容は「記憶力」

 

様々な遊びをゆいととしてきましたが、
一番すごいと思った遊びが「トランプ」です。

 

トランプの中でもゆいとは、ババ抜きと神経衰弱が出来ます。

 

ご察しの通り、
神経衰弱は、父親の私でも負けてしまうほどの実力です。

 

どこでトランプを覚えてきたのかと思ったのですが、どうやら放課後デイサービスの先生が一からトランプを教えてくれていたようです。

 

ゆいと自身、放課後デイサービスにも楽しく通っていて、他の発達障害の子や自閉症スペクトラムの子と仲良くしているので、本当に感謝しています。

 

 

www.asdstory-of-my-life.com

www.asdstory-of-my-life.com

www.asdstory-of-my-life.com

 

 

放課後デイサービスで学んできたトランプを今度は「お父さんに見せたい!」と思ってくれたらしく、購入しました。

 

ゆいとのババ抜きの実力

 

ババ抜きと神経衰弱ができるとのことだったので、ババ抜きから始めました。

 

ババ抜きは記憶力より心理戦なので、

やはり子供だなと思いながら、

大人気なく圧勝。

 

ゆいとの性格上、負けて泣いてしまうことはほとんどありません。

 

むしろ負けず嫌いがあるので、「もう一回!」が多いです。

 

ババ抜きをしてると、トランプの持ち方から、ババの位置がバレバレ笑

 

そんな可愛いゆいとでした。

 

神経衰弱の実力

 

問題はこれです。

 

ゆいとの記憶力がとんでもなかったです。

 

1回見たトランプをずっと覚えており、ほとんど1度引いたトランプの場所を記憶しています。

 

記憶力というより、空間把握能力にも見えました。

 

どこの位置にどのトランプがあるかではなく、

景色の一つとして覚えている。あの形あの色。

 

そんな感じで記憶力が見えました。

 

最初の神経衰弱の勝負は引き分け、

次の神経衰弱では、負けてしまいました。

 

どちらかといえば父親の方が悔しくなって、もう一回!となってました。

 

ゆいとの記憶力と集中力が垣間見れ、

自閉症スペクトラムという特別な力を発揮したいい勝負でした。

 

記憶力をいろんなところで活かしてほしい

f:id:ASDstory:20230426223958j:image

 

記憶力がいいのであれば、勉強もできるのでは。と考えると、

 

発達障害という症状だからか、時計もあまり読めません。

 

そうなると、「興味のある物には、とんでもない記憶力を発揮する。」と考えられます。

 

親としては、トランプもいいけど、もっとたくさんのものに興味を持ち、記憶力や集中力を発揮してほしいと思っています。

 

また、記憶力とは違いますが、最近ではサッカーに集中することがよくあります。

 

それもまた自閉症スペクトラムの特性。

たくさん集中して、たくさん自分という素晴らしい個性を磨いてほしいと思っています。

 

今のゆいとをみて確信したことが、

 

「発達障害や自閉症スペクトラムは、個性ではなく才能。」

と素直に思えます。

 

今後もゆいとの成長と記憶力が、どんな驚きを見せてくれるのか。

楽しみで仕方ありません。

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

発達障害の子育ては一人で悩まず、人の子育てを参考にしましょう。
先輩に聞くことが、子供を知る近道です。↓↓↓

ブログをはじめて2ヶ月。最近は毎日50PV以上です。
下のランキングの上位者を参考にするとブログ運営が捗ります。↓↓↓

発達障害児以外の方も、下のバナーから参考にしてください。
子育てという仕事はどんな仕事より難しいもの。先ずは学ぶことから↓↓↓