ASDstory

自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

自閉症スペクトラム長男の感覚過敏を見てわかったやめられない癖3つ

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我が家の長男は、発達障害の自閉症スペクトラムと診断されている9歳の男の子です。

 

毎日自分自身の特性と向き合いながら生きています。

 

どうしても発達障害と診断されているため、少しだけ努力することが多いです。

 

本人は毎日寝る前に薬を飲んだり、

 

親は毎日学校まで送迎したりしています。

 

そんな中でも最近気になり出したことが「感覚過敏」。

 

ふと気になった時に、感覚過敏がゆいとの生きづらさになっているのではと感じました。

 

このブログでは、9歳になるまで育てた自閉症スペクトラム長男の、感覚過敏による生きづらさを紹介します。

 

 

自閉症スペクトラムの長男

 

上記でも記載していますが、

長男は4歳の頃に発達障害、自閉症スペクトラムと診断された、現在支援学級の男の子です。

 

このブログに訪れた方は、

多分自閉症スペクトラムのことについてある程度詳しいかと思うので割愛いたいますが、

 

自閉症スペクトラムという特性は、

他の子と比べて努力することが多いです。

 

  • 自分の思い通りにならないと癇癪を起こす。
  • 言葉をそのまま解釈しようとするから、冗談が通じない。
  • 人の気持ちがわからないので、人が不快なことを平気でしてしまう。また、それに対して怒られてもわからない。

 

など、取り上げたらなかなか多いと思います。

 

このブログでは、自閉症スペクトラム長男の物語を記しているので、

もし悩んでいる親御さんがいたら、ぜひ過去の記事から見返して欲しいです。

 

 

そして最近一番気になったのが、「感覚過敏」

 

自閉症スペクトラムの子の感覚過敏とは

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自閉症スペクトラムの子は、人一倍感覚が鋭いです。

 

感覚というのは、

聴覚、味覚、触覚が当てはまります。(嗅覚と視覚はわからないです…)

 

それぞれ長男に当てはまる感覚過敏を記載していきます。

 

聴覚の感覚過敏

 

耳の感覚過敏です。

 

要するに、人より音が大きく聞こえたり、過激に聞こえることがあります。

 

例えば電車の音。

 

線路の近くにいると僕たちでも

「うるさいなぁ…」

「家が近くの人は大変だなぁ」と思います。

(ちなみに我が家は駅遠の田舎です。)

 

一度名古屋に連れて行ったことがあり、線路付近で待っていると、

電車が通るたびに、耳を塞いでいる長男がいました。

 

僕たちでもうるさいと思う電車の音が、何倍もの音で耳に響いているのだと思います。

 

電車が通っている間は、その場から全く動けません。

 

それくらい聴覚の感覚過敏は酷く感じています。

 

最近だと、妹の泣き声にものすごい勢いで怒っています。

 

 

最初は、そんなに怒っちゃいかんという思いが親としてあったのですが、

自閉症スペクトラムであること、感覚過敏であることを忘れていました。

 

多分妹の泣き声が相当うるさいのだと思います。

 

最近になって妹に暴言を吐いたり、冷たくなっていると感じていますが、感覚過敏も影響していると思います。

 

味覚の感覚過敏

 

これに関しては好き嫌いが激しいことと同義語だとも思っています。

 

 

ただ、好き嫌いが激しいだけだと他の子もあると思います。

 

それでもゆいとが感覚過敏と感じたのは、

「初めて食べる嫌いな食べ物」です。

 

流石に初めて食べるものなので、味がわかりません。

 

けどゆいとは何事もやってみようの精神があるのか、興味津々に食べようとします。

 

そして食べたものが、思った味と違った場合、

どうしても吐き出さないと気が済まない。

 

それだけではなく、口の中を洗わないと気が済まないです。

 

少しでも口の中に味が残っていると許せないらしく、最後まで洗い落とそうとします。

 

これが、味覚の部分で感覚過敏と思ったところです。

 

触覚の感覚過敏

 

触覚が、長男を見ていて一番感覚過敏がひどいと感じます。

 

触覚の感覚過敏は痛みや刺激が、異常な痛さに感じることです。

 

我が家の長男は、この触覚の感覚過敏が一番目立ちます。

 

下記で触覚の感覚過敏について詳しく記します。

 

触覚の感覚過敏①シャワーか浴びれない

 

過去の記事でも、シャワーの話をしていますので、先に読んでいただきたいです。

 

シャワーというより、水が顔にかかることが苦手です。

 

水滴が顔にかかるだけで、拭かないと気が済まない。

 

シャワーを頭からかけた時には、癇癪が起きます。(やりませんが。)

 

水全般なので、プールでも同じような現象が起きます。

 

長男自体はプールは大好きなのですが、

顔にかかることは別です。

 

なので、流れるプールに行っても、顔にかからないようにプールに入って楽しんでいます。

 

触覚の感覚過敏②汗はすぐに拭かないといけない

 

シャワーの話に似ている話なのですが、

汗が気になって仕方ありません。

 

最近のゆいとは、お休みの日はお父さんとサッカーを頑張ることが日課。

 

 

サッカーのスポーツ療育にも通い、日々楽しそうに行なっているのですが、

どうしても汗をかいてしまう。

顔から汗が出る。

タオルで拭かないと気が済まない。

 

普通のことかもしれませんが、

異常なまでに汗を拭きます。

 

なので、冬でも常備タオルは必須。

 

どんなに真剣にサッカーをやっている時でも、汗を拭くことに時間をとります。

 

自閉症スペクトラムの子は、集中力がすごいので汗も気にならないと思っていましたが、

どうやら感覚過敏の方が勝つようです。

 

せっかく集中しているのに、かわいそうだなと感じてしまいます。

 

触覚の感覚過敏③鼻くそが気になりすぎる

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少しフフッとなってしまう内容ですが、

至って大真面目です。

 

特に最近はこれが一番気になります。

 

鼻が痒いのか、鼻くそが気になるのか…

 

本当にどんな時でも鼻をほじっています。

 

ショッピングモール、食事中、どんな時もです。

 

まさしく感覚過敏だと思うのですが、

ひどく言うと、生きづらさに繋がっているのかなと思いました。

 

ゆいと自身はとっても気になる。

ただ、側から見ると少し引かれてしまう。

 

もどかしいですが、家にいる時だけにして欲しいと思っています。

 

感覚過敏は注意するのではなく、サポートしてあげるべき

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上記でゆいとの感覚過敏について触れましたが、

最初の方は注意してしまっていました。

 

人目を気にしたり、親自身がその感覚がわからないから、「そんなことないでしょ」とあしらってしまう。

 

最近感じることは、ゆいと自身が一番苦労していること。

 

前髪を洗いたいけど、目に入る痛さには変えられない。

 

人前で鼻をほじるのは良くないこと。

だけど感覚過敏がひどく、気がつけば触っている。

 

そんな感覚で生きているゆいとに、親はサポートすることしかできません。

 

顔に当たらないようにシャワーをやってあげたり、シャンプーハットを買ってあげたり。

 

ゆいとの自閉症スペクトラム、そして感覚過敏に寄り添ってあげれればそれが正解と気づきました。

 

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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