ASDstory

自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

お小遣い制度にしました。自閉症スペクトラム長男はお金が大好き。

今年に入って、長男ゆいとと、長女ふうかにお小遣いを渡すようにしました。

 

自閉症スペクトラムという特性を持っているので、正直お小遣いとして、

お金を渡すことは不安で仕方ないです。

 

ただ、ゆいとは小さいころから、お金への執着が、人一倍強いです。

 

 

過去の記事でも、自閉症スペクトラムの子は依存性が高いという記事を書きましたが、

 

現在のゆいとは、お金への執着が一番強いです。

 

そんなゆいとに、お小遣いを渡すことは、いい方向に向くと考えました。

 

 

ゆいとにとってのお金

ゆいとはお金が大好き。

 

小さいころから、「これいくら?」「○○円って何が買える?」と毎日のように問いかけてきていました。

 

小学校1年生のころには、人生の中でお金が絶対に必要になってくると

理解している様に感じました。

 

少し話は逸れて、

 

ゆいとは現在、放課後デイサービスに通っています。

 

発達障害と知って、支援学級に入学してからずっと放課後デイサービスに通っています。

 

放課後デイサービスでは、支援学級では学ばせてもらえないことを学ぶ事が出来ます。

 

発達障害という同じ特性の友達と暮らし、自閉症スペクトラムという才能を生かせる環境です。

 

その中に、買い物も含まれており、お小遣いを持ってどこか買い物に行くことがあります。

 

お金を覚える勉強にもなり、ゆいとがお金の大事さを知ることが出来ています。

 

 

最近は放課後デイサービスの先生たちとうまくいっていないので、過去の記事で紹介しています・・・

 

 

www.asdstory-of-my-life.com

 

 

asdstory.hatenablog.com

 

私たち両親はお金には、とことん執着して欲しいと思っています。

 

発達障害、自閉症スペクトラムという特性と付き合っていく中で、

ゆいと自身が何が出来るか、

どのようなことでお金を稼げるかを、お小遣い制度からも学ぶべきだと思うからです。

 

 

現に今のゆいとは、「将来絶対お金持ちになる!」と言って

サッカーの練習に励んでいます。

 

ゆいとにとってお小遣い自体が、

自閉症スペクトラムの特性を最大限引き立たせるものと感じています。

 

 

お小遣い制の内容

 

お小遣い制と言っても月額ではありません。

 

完全出来高制です。

 

部屋のお片付けをすることでお小遣い50円

料理のお手伝いをすることでお小遣い50円

 

こんな感じで伝えています。

 

どんどんお手伝いを率先して行うことで、自分自身の財布にお小遣いがたまっていく感覚を教えていっています。

 

ここで自閉症スペクトラムの特徴が発動しました。

 

 

「これやったら何円?」

「どのお手伝いがお小遣い一番高い?」

 

など、たくさんお金をもらうために必死にお手伝いをする様子が伺えます。

 

 

そんな中でも一番驚いたことが下記のことです。

 

パパでも嫌がる草取りを何時間もかけてこなすほどの執着

 

お手伝いをこなしていくうちに、次第に効率よくお手伝いをすることを学んでいきました。

 

 

お小遣いの値段が高くて、短時間で終わる仕事を探そうとしています。

 

 

そんな中見つけたことが、「庭の草取り」です。

 

 

我が家はド田舎なので、それなりに庭が広いです。

夏になると草取りだけで、数時間かかります。

 

 

現在5月、そろそろ雑草が生え始めたころに、

ゆいとが、「草取りしたらたくさんお小遣いもらえる?」と言ってきました。

 

 

その時は、何時間もかかるし、ものすごい量の草があるので、

どうせできないだろうと思いながら、

「庭全部草抜いたらお小遣い1000円」と設定しました。

 

 

そしたらゆいと本気モード。

 

自閉症スペクトラムは、集中力と記憶力がいいと記述しました。

 

 

 

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その日のうちに草を全部抜き取り、

親へ報告。実際自分達もそこまですると思っていなかったので、びっくりしながら1000円を渡しました。

 

 

自閉症スペクトラムという才能はここでも生かされており、

出来高制で自分が稼ぐ感覚を身に着けることは、

毎月お小遣い制でもらうよりもいいことだと感じました。

 

 

ゆいとの目標は任天堂スイッチを買うこと

 

最近、我が家の任天堂スイッチが壊れました。

 

テレビに映らなくなり、次第に充電が出来なくなってしまいました。

 

以前の記事でも既述したように、

自閉症スペクトラムの執着は任天堂スイッチにもありました。

 

 

www.asdstory-of-my-life.com

 

 

その任天堂スイッチが壊れてしまい、

ゆいとは大暴走。怒っているわけではありませんでしたが、

どうにか任天堂スイッチを手に入れる方法を模索していました。

 

 

そんな中お小遣いで稼いでいるゆいと。

 

父親の私も、「お小遣いを貯めて買えばいいじゃん」

と伝えたところ、やる気を出してお手伝いを行っています。

 

あといくらでスイッチが買えるのか、

なんのお手伝いをするとスイッチが買えるのか。

 

考えながらお仕事をする姿を見ると、

間違いではなかったのかなと思います。

 

 

もらうと使いたくなるのがお小遣い

スイッチのためにお小遣いを貯めると言いつつも、

貯めるのが苦手なのが子供。

 

ショッピングモールに行けば、お菓子を買い、

少し遠出をすると、お土産を買ってしまうゆいとがいます。

 

 

自閉症スペクトラムとして、お金に執着しているのは、

お小遣いをもらうときだけ発揮するみたいです・・・

 

ゆいとの思いは、任天堂スイッチを買うこと!として今でも頑張っていますが、

どうやら先は長そうですね(笑)

 

出来高制の良し悪し

我が家の長男は発達障害、自閉症スペクトラムと診断されているので、その子に合わせたお小遣いの渡し方をしていますが、

 

この方法がいいかどうかは分かりません。

 

実際、発達障害という特性を持っていない子でも、このやり方をすると頑張れるかもしれませんし、

逆に自閉症スペクトラムの子でも、お金に対して固執していない子は、

月額で払っていく方が正解かもしれません。

 

 

現在のゆいとは自閉症スペクトラムの才能を生かして、たくさんお仕事をこなしてくれています。

 

少しでもお金に対して、いい意味で執着心を出していってほしいなと思います。

 

 

ゆいとの口癖は、将来サッカー選手になって、たくさん稼ぐこと!

そのためにもサッカーの練習を頑張っています。

 

今後もゆいとの応援をお願いします。

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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