普通学級の子と混ざって運動会をして、目立ってきた話。(スポーツフェスティバル)
本日はゆいととふうかの通う小学校の運動会でした。
ゆいとは現在支援学級4年生。
自閉症スペクトラムという特性と向き合いながら、早4年の学校生活が過ぎ去ろうとしています。
そんなゆいとも運動会は今年が初めて。
今まではコロナ禍という影響で、大々的に運動会は行っていませんでした。
今年からは少しだけコロナも収束し、学校も運動会を解禁したようです。
運動会という名のスポーツフェスティバルだそうです。
コロナは終息しつつありますが、小学校はまだコロナの対応通り。
1.3.5年生が最初の部、2.4.6年生が後の部となり、時間差で運動会が行われました。
自閉症スペクトラムであるゆいとは4年生ですが、支援学級に通っています。
ただ運動会では、支援学級と普通学級関係なく行われたので、ゆいとは4年生に混ざって行いました。
発達障害児の親として不安でしたが、
やっぱり運動会のやり切った姿は感動しました。
ゆいととふうかの運動会
自閉症スペクトラムで支援学級に通うゆいとと、普通学級のふうかは2学年差。
ちょうど同じ時間に行われたので、スムーズに動けました。
授業参観の時はすごく時間がかかった行事だったので今回は疲れずに済みました…
人数も全学年一緒ではないので、混雑せず、子供たちの一番近くで運動会を楽しむ事が出来ました。
ゆいとの運動会
前述しましたが、支援学級の子も普通学級の子と混ざって運動会を行いました。
普段から普通学級の子と混ざることはあるのですが、
沢山の大人が見に来る運動会では、
発達障害児の親としては少し心配でした。
癇癪を起すのかももちろんそうですが、
元々発達障害、自閉症スペクトラムと診断されて、軽度の知的障害と言われている子です。
普通学級に通えるほど学力も理解も追いつかないと病院の先生にも言われています。
現に毎年行っているマラソン大会では総じて最下位。
ルールすらあまり把握できていない子です。
今回の運動会も理解できないのではないか。
自閉症スペクトラムという特性が引っ掛かり、普通学級の子とうまくやれないのではないか。
そんな不安を抱えながら運動会当日をむかえました。
結果としては、最後まで難なくやりきることができました。
ただ、ゆいとの運動会を見ていると、親として心配になってしまう部分も目立ちました。
自分から積極的に行動できないところ
ゆいとは内弁慶です。
家の中ではものすごく態度のでかい子供ですが、支援学級では全くと言っていいほどおとなしいです。
自閉症スペクトラムの依存性から、友達とたくさん遊びたい、深く付き合っていきたいという気持ちはあるものの、自分から話しかけに行く事が出来ません。
積極的に友達を作ったり、第一線で人を引っ張るような子でもありません。
少し話が変わってしまいましたが、今回のゆいと達4年生の種目が、
「クラス対抗リレー」と「しっぽ取り」でした。
特に気になったのが「しっぽ取り」
それぞれ子供達に一つずつしっぽが付いており、単純に取られたらその場でリタイア。
最終的に一番他クラスのしっぽが取れたクラスの勝利。という単純な種目でした。
そこでのゆいとは、ものすごい奥手な姿が見られました。
相手のしっぽを取る行為は全くなく、防戦一方。
守ると言ってもグラウンドの隅っこでおびえている様にも見えました。
やがて時間が経つと、他のクラスの子がゆいとのしっぽを取りに来ました。
そうするとゆいとはしっぽを差し出すかのようにあきらめるようなしぐさを見せました。
たかが運動会の種目で思う事かはわかりませんが、
支援学級での行動、この先のゆいとの行動に少し不安を覚えました。
積極性を持たず、取ったら勝ちという条件を除外しし、取られるのが怖いに変わっていること。
少し自閉症スペクトラムとしての特性もあったとは思いますが、
種目が変わってしまっていたなとは思いました。
天上天下唯我独尊、我が道を行きすぎるところ。
「クラス対抗リレー」では、みなさんご存じの通り、クラスごとにチームで競い合うリレー。
支援学級に通うゆいとは普通学級のクラスに混ざって走ります。
ゆいと自身走ることは大好きなのですが、人のリレーを見ていることは出来ませんでした。
クラス対抗リレーの結人の順番は真ん中より少し後ろの順番でした。
トップバッターの子が準備して、運動会の会場全体がトップバッターに集中する中、ゆいとは全く興味なさそう。
スタートして、同じチームの仲間が走っている際、他の普通学級のお友達は、全員立ち上がりは知っている子の応援をしている中、座りながら地面をいじっているゆいと。
いざ自分の番が来ると、とても頑張る素振りもなく、あっけなくバトンパスして終了
。
終わってからも特に興味なしの様子でした。
これは運動会が終わった後の話ですが、家に帰ってきたゆいとに運動会でのクラスの順位を聞くと「おぼえてない」と返答が返ってくるほど。
ここでも自閉症スペクトラムの特性が出ているなと感じました。
友達が欲しいと言っているのに、自分からなかなか興味が示せないという部分も、自閉症スペクトラムと向き合っていく中、高い壁になるのかもと感じた出来事でした。
お友達から声をかけてもらえるようにしようと思いました。
自閉症スペクトラムとして付き合っていくゆいと。
それは私たちも同じだと感じています。
あの子の背負っていく少しの生きづらさを、私たち両親が他人事ではあの子に失礼だと思っているからです。
ただ、発達障害児として支援学級に通っていると、
どうしても学力が劣っています。
その分運動に関しては、努力次第でどうにかなるものだとも思っています。
幸い体を動かすことは大好きで、現在ではサッカーに凄い集中力を向けてくれています。
その事を踏まえ、ゆいとに普通学級の子に引けを取らない運動神経を付けて欲しいと考えました。
今の普通学級の子達が、発達障害の子達を、支援学級のことをどう思っているのかはわかりませんが、
普通学級の子達から一目置かれる存在になることが出来れば、少なからずゆいとの友好関係も広がっていってくれるのではないかと思いました。
そうと決まれば明日から特訓!!
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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