ASDstory

自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

子供が一人で寝れるようになるまでにやった3つのこと

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「この子といつまで一緒に寝るのだろう・・・」

 

 

子供の小さい頃は寝かしつけることが当たり前。


家族で川の字で寝ることが普通になって気が付けば小学生。

 

という家族がほとんどだと思います。

 

そんな中、我が家の長女は4歳の時に一人で寝るようになりました。

 

「少し早すぎないか?」と私たちも思ったぐらいのスピードで自分の部屋で寝るようになりました。

 

参考までに我が家の家族構成です。

 

長男9歳 小学校4年生(自閉症スペクトラム)
長女7歳 小学校2年生
次女2歳

こんな感じです。


さすがに2歳の次女は一人で寝れないので一緒に寝ています。

 


一人で寝かせるためにしたこと

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他の子より一人で寝る年齢が早いとは思いますが、

すぐに一人で寝るようになったわけではありません。

 

自分たちも子供の気持ちを最優先して行動した結果。という部分は忘れずに読み進めていただきたいです。

 

子供たちが自分の部屋で一人で寝れるようになった一番は、

 

自分の部屋を自分だけの空間と認識させること

 

自分の部屋は自分自身が好きなように使っていい場所。


自分だけの特別な場所ということを伝え続けました。

 

子供は秘密基地とか大好きですよね。

 

階段の下の収納スペースや、シューズクロークの中でおままごとしたりしている風景をよく見かけました。

 

狭い空間や、誰にも邪魔されない空間で遊ぶことが大好きです。

 

その気持ちを利用して、「あなただけの秘密基地」と教え込み、一人で寝かせました。

 

長女に関してはこれがとても効果的でした。


自分の部屋を自分だけの特別な空間にすること。


もちろん最初は
さみしい。
怖い。


いろいろ思うところもあったので、
昼の間に僕たちが自分の部屋で遊び、自分だけの空間を認識させました。

 

自分の部屋におもちゃをすべて移動。


移動するだけではなく、綺麗に配置。


ぬいぐるみをベッドに並べて可愛く彩り、
そこで寝たくなるような努力をしました。

 

もっともっと自分の部屋を自分だけの空間にしてもらうために、
飾り物、マット、掛け時計などを購入しました。

 

特に効果的だったものが、ウォールステッカー

 

長女の部屋には、美女と野獣のベルのステッカーが貼ってあり、
とっても気に入っていたことを覚えています。

 

「一人で寝るのが怖い」に対して

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ここで行き詰まる方が多いのではないでしょうか。

 

これに対して私たちが行ったことは、

「子供たちの自分たちの空間にお邪魔させてもらう」です。

 

 

簡単に言ってしまうと、子供たちの部屋に私たちが泊まりに行く。です。


一人で寝ようと突然子供に言っても「怖い」と言われることは当然です。

子供を暗い部屋に入れて「今すぐ寝なさい」と言って怖くない子の方が怖いです。

 

もちろんうちの子もこの問題に突き当たりました。

 

ましてや長男は自閉症スペクトラムという特性を持っています。


いきなり暗いとことに連れて行ったら、癇癪まっしぐらになります。

 

なので徐々に慣れさせることを含め、まずは自分の部屋で寝てもらうこと。


最初は親が一緒に寝てあげること。

 

その際に、あなたの空間にお邪魔させてもらう。というスタンスが重要です。

 

最初は毎日泊まっていました。


そのあとは頻度を下げていく。


2日に1回 3日に1回と親が子供部屋に行く回数が減っていくと、
最終的に自分の部屋で寝ることが苦ではなくなります。

 

また、一人で寝ることが怖いと思う要因として、
完全に肌感ですが、

 

8割が暗いから、2割が一人だから

 

だと思います。

 

そのため、最初に一人で寝かせるときは電気をつけっぱなしで寝かせます。

 

遊び疲れて寝てしまうイメージですね。気が付いたら寝ています。

 

「寝るときは電気を消して」が基本ではありますが、
子供たちが一つ大人になる階段として、

我が家では電気をつけたまま寝かせることもよしとしました。

 

子供が寝た後に電気を消せば全く問題ありません。(親が寝てしまってずっと電気がつけっぱなしの経験もありますが・・・)


本当に怖くなったら一緒に寝てあげる。

 

一人で寝れるようになるのは、順序が大事です。

 

一回だけ一人で寝れるようになったからと言って、

一生一人で寝れるようになったわけではありません。

 

一緒に寝る頻度が少なくなっても、


「やっぱり寂しい。怖い。」

 

と言ってきたときには、一緒に寝てあげましょう。

 

子供に甘えさせてあげることで、また明日からも期待に応えようという思うも伝わります。

 

「一緒に寝たくないわけではない」という部分は、しっかり伝えることを忘れないようにしてあげてください。


親が強制するわけではなく、自然と一人で寝れるように動く。

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これは子育てすべてに関わる話です。

 

子供の成長は、自分自身で達成するから成長になります。

 

親が「やりなさい」と言ったことをやったからと言って、
子供は今後やるわけではありません。


親が喜んでくれたからやっただけです。どちらかといえば子供の方が大人です。

 

子供が大きくなるために親のエゴは捨てて、全力で支えてあげましょう。

 

そして一人で寝れたときには全力でほめてあげましょう。

 

きっと大人になった姿を見れると思いますよ。

 


以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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