ASDstory

自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

自閉症スペクトラムの子の習い事は慎重に

 

現在支援学級4年生のゆいと

 

最近はサッカーに熱中しており、
来週から、放課後デイサービス兼習い事のサッカークラブに所属します。

 

習い事としても、放課後デイサービスとしても3回目になります。

 

 

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発達障害の子、自閉症スペクトラムの子は、
習い事がなかなか入れないという話を聞いたので、記事にしようと思います。

 

ゆいとは、保育園の時から合わせて、2回習い事をやっていました。

 

軽度の自閉症スペクトラムと診断され、軽い知的障害も入っています。

 

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そんなゆいとにいろいろな体験をしてあげたいと思いながら習い事を探しましたが、

蓋を開くと、どこも

「発達障害の子の受け入れは難しい」

と言われます。

 

 


自閉症スペクトラムと習い事


ゆいとが自閉症スペクトラムと診断されたのは4歳のころ。

 

最初は目の前が暗く感じ、どのように育てていけばいいのかわからなかったですが、
自閉症スペクトラムという特性を調べていくうちに、
何か一つのことにものすごい集中力を発揮するという特性が目に留まります。

 

 

 

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ただそれは、ゆいとが好きなことだけ。

 

 

過去の記事でお話しているように、

人に合わせることだったり、
自分自身の納得していないことに関しては、

なかなか適応する力がありません。


それでもそれを恐れていると、

ゆいとは何も知らない、

世間を知らない子になってしまうので、
沢山の経験をさせてあげたいと思いました。


1番目の習い事


一番最初に始めた習い事は「kumon」です。

 

www.kumon.ne.jp


なぜkumonを最初の習い事にしたかというと、
とても安直な答えです。

 

軽度の自閉症スペクトラムと診断されたと同時に、軽度知的障害とも診断されました。

 

学習の面で、圧倒的に追いつかなくなると診断されています。


現在支援学級の4年生であるゆいとは、

2学年下のふうかと同じところを勉強しています。

 

時計の読み方、足し算引き算。

 

最近お金の管理もできるようになり学べることは多くなっています。

 

ですが、どうしても学習面での遅れは目立ちます。


そんな矢先に僕たちが思いついた習い事としてkumonを選択しました。


結果は親が傷ついて終わりでした。


入会時には、kumonの先生が、

「発達障害の子もたまにいらっしゃる」

とおっしゃっていたので、
柔軟に対応してくれるのだなと思っていました。

 

また以前は、支援学級の先生を行なっていた先生らしく、

発達障害のこと、自閉症スペクトラムのことも詳しいようなことも言っていました。

 

先生と話しているうちに、この先生なら任せてもいいかなと思いながら初めての習い事が始まりました。

 

なぜkumonを辞めたのか

 

いざ入会してみると、やはりゆいとの多動が目立ちました。

 

しっかりと席に座って話を聞いている同い年の子とそのお母さんたち。

 

対するゆいとは椅子に座れず、すぐにどこかに動いてしまう。


発達障害の子や、自閉症スペクトラムの子の対応に慣れている先生は、
その場ではしっかり注意してくれていました。

 

ただその注意がゆいとに響くはずもなく。

 

最終的にはゆいとを放置して、他の子だけで授業を進めるような雰囲気になりました。

 

ゆいとの多動が目立つことも気になりましたが、
発達障害の子を何人も対応していると話していたのにも関わらず無視した先生。


授業が終わった後には、やめてほしいと言わんばかりの言い方で、結局退会しました。

 

自閉症スペクトラムという特性を引きずっていた時だったので、悔しくて落ち込んだことを思っています。


実際この時はゆいと自身の意見を全く聞かず、親の思いだけで入会させてしまったことが、
一番いけなかったことだと反省しています。


ゆいとごめんね・・・

 

2番目の習い事


次に始めた習い事は、「レゴスクール」です。

 

legoschool.jp

ゆいとは小さいころから、ブロック遊びが大好き。

 

自閉症スペクトラムの特性かわかりませんが、とことん突き詰めて
親でさえも驚くような作品を作り上げています。

 

そんなことを思っていると近所にレゴスクールが出来ました。


ゆいとにとってはピッタリの習い事だと思いました。

 

正直ほかの習い事と比べても少し値段が高いですが、上記にも記載したように、

自閉症スペクトラムの特性を生かすため、
また、ゆいと自身が喜んで習い事に行ってもらえるためにも、
そこの料金は惜しまず出そう!と判断しました。

 

発達障害や自閉症スペクトラムの子は、ブロックで遊ぶことが好きらしく、

レゴスクールもまた、発達障害の子の受け入れを拒みませんでした。

 

実際の授業も、先生は丁寧に教えてくれていたし、

自閉症スペクトラムという特性を理解して接してくれているようにも感じました。

 

他の友達も、ゆいとと普通に接してくれていたので、すごくいい習い事だったと思います。

 

なぜレゴスクールをやめたのか

 

レゴスクールに入会して数日経った頃、

どうしても他の子と違いを感じました。

 

レゴスクールはそれぞれの個性を表すもの。

不正解はありません。

 

それが自閉症スペクトラムという個性を引き伸ばす1つでもあります。

 

 

ただ、先生の指定したものと全く違うものを作る時、

友達の作品と大きくかけ離れている時、

少しだけモヤっとしていました。

 

「ロケットを作ってください!」と言った先生に対して、

 

他の子はロケットのパーツを使って、🚀←これを作っていました。

 

ゆいとは1人、ロケットの内部を作っていました。

 

運転手席を真剣に作っていたことを覚えています。

 

周りのみんなもポカーン。

 

発達障害を理解している先生も少し言葉が詰まっていました。

 

ゆいとはみんなから認められたい。見られたい。という想いがあり、

中々いい反応が貰えなくなってきたことを面白く思いませんでした。

 

次第にレゴスクールに行きたくない!と言い出すようになり、

仕方なく退会しました。

 

今の私達は、自閉症スペクトラムの個性を表に出すことは、ものすごくいいことと考えています。

 

あの当時のゆいとを見たら、ロケットの運転席を作っているゆいとを見たら、

 

今なら拍手喝采してあげれるのに。

と、後悔してもしきれません…

 

自閉症スペクトラムの子の習い事は無理矢理やらせるものではない。



習い事についてよく聞く言葉は、

「すぐに辞めさせないよ。」という親の言葉をよく聞きます。

 

入会金がある場所だと誰しも思います。

 

好きなことばかりさせれない、

辛いことも経験しないといけないという言葉もわかります。

 

ただそれは親のエゴです。

 

自閉症スペクトラムの子は、自分の興味があることはご飯を食べずに集中します。

 

その可能性を広げてあげるために習い事があると考えています。

 

 

習い事が中心ではなく、ゆいとの想いが中心であるべきだと学びました。

 

ゆいとは来週から放課後デイサービスのサッカークラブに入会します。

 

それはゆいと自身が強く想い、決めてくれたから行かせます。

 

もしこれがダメでも、また新しい挑戦をして、習い事の中で、少しずつ学んでいってくれたら嬉しいと思っています。

 

 

以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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