ASDstory

自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

特別児童扶養手当が支給されたので、よくある疑問まとめます。



「特別児童扶養手当」

 

みなさんご存知でしょうか。

 

身体的に生活にご苦労されているお子様や

ゆいとのような発達障害の子、

自閉症スペクトラムの子のような、

精神的にご苦労されているお子様を要する子供達に国から手当が出る制度です。

 

誰も教えてくれないですし、

なかなか知らない方もいると思いますので記述しますが、

 

調べていくと、

県によって受給されている人の割合が違うそうです。

 

 

特別児童扶養手当とは

 

前述したように、精神的や、

身体的に生活に補助が出ているような子供達に対して支給される国の制度で、

「特児(とくじ)」と、略されるそうです。

 

一定の条件を満たしたお子様の親に支給されます。

 

支援学級に通っているお子様や、

ゆいとのような発達障害の子、自閉症スペクトラムの子、

ADHDを抱えるお子様のご両親は、一度目を通していただきたい内容です。

 

詳しくは厚生労働省のホームページには下記のように記載されていました。

 

 目的

精神又は身体に障害を有する児童について手当を支給することにより、これらの児童の福祉の増進を図ることを目的にしています。

www.mhlw.go.jp

※厚生労働省のホームページより引用

 

特別児童扶養手当を実際に受給されたゆいとの症状は、

別の記事で記載しているので、参考にしてください。

 

自分の子は対象かな。などの疑問の参考になれば幸いです。

 

asdstory.hatenablog.com

 

また、過去に特別児童扶養手当に関して、YouTubeでも発信しました。

こちらもよければ見てください。

www.youtube.com

 

支給される条件

 支給要件

20歳未満で精神又は身体に障害を有する児童を家庭で監護、

養育している父母等に支給されます。

※厚生労働省のホームページより引用

 

20歳未満の身体的、肉体的にご苦労されているお子様のご両親が、

支給対象となっています。

 

特別児童扶養手当は、下記のような一定の条件が満たされることで、

20歳になるまでずっと支給され続けます。

 

 

支給される金額と支払い時期

支給月額(令和4年4月より適用)

1級 52,400円

2級 34,900円

 

どんな方が1級と診断されるか、2級と診断されるかは、

お医者さんの判断なのでここで記述できません。

 

自閉症スペクトラムであり、

支援学級に通っているゆいとは2級を受給していますので、

 

特別児童扶養手当だけで、年間で418,800円支給されていることになります。

 

支払い時期に関しましては、

4月、8月、12月のタイミングで支払いがされます。

 

なので我が家では、4ヶ月に一回139,600円が支給されています。

 

所得される制限

 

これに関しましては、厚生労働省のホームページをしっかり読んでいただきたいです。

 

受給されるご両親の年収によって、支給される条件が変わってきます。

 

また、祖父母の方と一緒に住まわれている方は、世帯年収として、対象外になってしまう場合もありますので、注意してお読みください。

 

申請方法

 

特別児童扶養手当は、ご自身の市町村の市役所で、申請をすることが可能です。

 

病院の先生から診断書をもらい共に申請する形です。

 

ゆいとは2年に一回更新があります。

 

その際も同じような申請を行います。

 

このような制度があるのに、市役所の方は誰も教えてくれないのが現状です。

 

私たちが市役所に相談したときは、

「どこで特別児童扶養手当を知ったんですか?」と言われました。

 

市役所の人から言われた言葉が気がかりだったので、少し調べたところ、

 

国としてもあまり出したくない。

 

という思いがあるそうですね。

(根拠はないですが)

 

 

県ごとの支給されている割合



正直な話、特別児童扶養手当の支給に関して、

ブログに記すのは正解か不正解かよくわかりません。

 

見出し通り、県によって取得率が全然違うからです。

 

heartmamoruchiba.net

 

上記サイトは取得率の差を問題視している記事ですが、

 

特別児童扶養手当の取得率が最も高い秋田県は、却下率がほぼ0%

 

対して却下率が一番高い横浜市は63.5%となっているそうです。

 

全国平均の却下率が9%前後らしいので、ものすごく大きな差があります。

 

自治体によって取得率の差が出てしまうのは、

国にとって大きな問題だと思うので、

ここはどうにか動いてほしいところではあります。

 

特別児童扶養手当の使い道

 

上記の却下率の話を聞いて、使い道はしっかりしなければと思い、使わせてもらっていますが。

 

基本的に、ゆいとの将来のための貯金にしています。

 

あとは特別児童扶養手当の支給日に、

ゆいとのためになるものを購入しています。

 

最近では少しだけお小遣いを与えるようにしました。

 

www.asdstory-of-my-life.com

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おもちゃやゲームではなく、勉強に使うものや、

今一番集中しているものに当てています。

 

自閉症スペクトラムの特性として、何かに依存することがあるので、

うまく活用して、ゆいとの良さを生かして欲しいなと思っています。

 

↓↓ゆいとの凄さがわかる記事↓↓

 

 

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【最後に】まずは申請してみて下さい

 

特別児童扶養手当は、県ごと、自治体ごとに取得率に差はありますが、

ご自身のお子さんの状況によるところが結論です。

 

発達障害のお子さんや、ゆいとと同じ自閉症スペクトラムのお子さんで、精神科医に通っている方は、病院の先生に特別児童扶養手当のことも相談してみてください。

 

協力してもらえるかもしれません。

 

まずは一度申請をしてみて、家計の負担を軽減する行動をとることをオススメします。

 

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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