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自閉症スペクトラムと診断された長男のstory

【家から45分】学校までの徒歩通学をさせるべきか



 

長男ゆいとは発達障害で自閉症スペクトラム。

現在は小学校の支援学級に通っている3年生

 

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精神科の先生からも、学校の先生からも、徒歩での通学は難しいと判断された子で、

1年生から3年間、私たちどちらかが送り迎えをしています。

 

そんなゆいとから「4年生から歩いて学校に行きたい。」と言われました。

 

自閉症スペクトラムは人見知りしないと言われていますが、ゆいとに限っては超が付くほどの人見知り。なのになんでだろうと考えてみました。

 

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発達障害ゆいとのこれまで

 

私たちは毎朝ゆいとを車で送っています。

自閉症スペクトラムの特性として、何かに集中すると、周りが見えなくなることがちらほらあるため、まともに歩いて学校まで辿り着けるかわからなかったからです。

 

精神科の先生からも、

徒歩通学は今のところ難しいと3年生になるまで判断されていました。

 

どうしても通学班で集団行動をすることが難しく、通学班のみんなに迷惑がかかってしまう可能性があるからです。

 

2年生までのゆいとは、確かによく癇癪を起こす子で、

自閉症スペクトラムと検索すると出てくる症状がピッタリはまる子でした。

 

その時は精神科の先生の言うことが正しいと私たちも感じたので、車で送り迎えをしていました。

 

4年生にあがるタイミングで、ゆいとから歩きたいと、持ちかけられたので、

僕たちとしてもすごくいいことだと思い、

できれば歩かせたいと思っている状況です。

 

また我が家は両親共働き。

出来れば歩いて行ってほしいというのが本音です。

 

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支援学級のことを過去の記事で触れているので、先に読まれるとわかりやすいです。

 

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妹のふうかは徒歩通学

 

妹であるふうかは現在普通学級1年生。

 

ふうかは、保育園での行動や、発達障害の疑いは無く、歩いていけると判断しているので、1年生の時から歩いていました。

 

ふうかが小学生になって1年経ちますが、ふうかから「歩きたくない」と言われたことはありません。

毎日通学班のお姉さんお兄さん達と楽しく学校に行っています。

 

ただ、我が家は学校からの距離がとてつもなく長いです。

 

家から歩くと45分〜50分ほどかかります。

 

そんな長い距離を文句も言わず歩いているので、すごく褒めたいです。

 

また、ゆいとに対し嫌悪感を抱くような子でもなく、

毎日車で送っていってもらうゆいとに対し何か言うとかもありません。

 

ゆいとのことを理解しているか、

ものすごい我慢をしているかですね。

 

毎日学校でも嫌なことがあるかもしれないけど、ここは素直に褒めて、寄り添ってあげたいと思っています。

 

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ゆいとが歩きたいと言った経緯



通学班は、家の近くの子が集まって歩いて行きますよね。

 

なので、自然と仲良しになっていきます。

 

ふうかはシャイな子ですが、通学班や学校の子達に友達が多いです。

 

対するゆいとは車で通学

支援学級に通っており、どうしても普通学級に比べると、人の母数が少ないので、

プライベートで遊ぶような友達は少ないと言えます。

その変わり父親を友達と思う節が見えます。

 

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そのため、ふうかが羨ましくなってきて、「歩きたい」と言ってきたのかなと思います。

 

発達障害や自閉症スペクトラムの特性かは分かりませんが、友達と遊びたいという気持ちは、人一倍強い気がします。

 

最近では、同じ支援学級の友達が家の近くに住んでいることが分かり、

「遊びに来ていいよって言ってた」

と、口癖のように言います。

 

その子の症状等分かりませんが、

その子の両親も知らない状態で、ゆいとを向かわせるわけには行かないです。

 

ゆいとの気持ちを考えると、嫌な思いさせてるなーとは思いつつも、いろんな思いを押し殺してます。

 

自閉症スペクトラムの症状である依存性がゆいとにはあることは理解していますし、

私たち自身も友達と遊びたい気持ちがわかるので、できれば歩かせたいなとは思っています。

 

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精神科の先生の判断

 

先日ゆいとの薬をもらいにかかりつけの精神科にいってきました。

 

 

その際に、ゆいとが学校に歩いていきたいと言ったことを伝えました。

 

先生からは、「決めるのはゆいとと親だと思う。学校の先生と相談してもらって決めていいと思いますよ。」

と、言ってもらえました。

 

発達障害のこと、ゆいとのことをすごく理解してくれてる人なので僕たちも信頼しきっているので、

逆に精神科の先生が言ったことは絶対!みたいになっているのがよくないなと思っています。

 

精神科の先生から歩いてもいいかもしれないと聞いたので、支援学級の先生にも相談しました。

 

学校の先生の判断

 

親としては歩いていかせたいと思ってはいますが、支援学級の先生の判断も仰ぎたく、聞いてみました。

 

親と同じくらいゆいと時間を見ている先生なので、いろいろな心配事が出てきました。

 

最近のゆいとくんは、友達を押すことがある。

起こっているわけじゃ無くて、戯れあって押すけてしまうと聞かされました。

 

同じように発達障害を持つお友達との戯れ合いなので、すぐにヒートアップすることもあるかもしれませんが、見過ごせないなぁと思いながら話を聞いてました。

 

【結論】友達に危害を加えると思うと、歩かされない



 

ゆいとには申し訳ありませんが、まだ歩かせることはできません。

 

決め手は学校の先生から言われた言葉でした。

 

今回のことを振り返って、自分たちはまだまだゆいとのこと見れていないと思いました。

 

家だけのゆいとを見るのではなく、全体的に見て物事を判断しないと、

発達障害、自閉症スペクトラムと付き合っていくには難しいかもしれません。

 

ただ、ゆいと自身が一番自閉症スペクトラムと戦っている子。

毎日欠かさず薬を飲んで、頑張っている姿を見ると、

もうすぐ歩けるようになるかもしれないとも思っています。

 

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以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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